1967年、Capitolレーベルの安海勲氏のディレクションによって「いとしのジザベル」でデビュー、11月第2弾シングル「銀色のグラス」をリリース、どちらも期待したほどのセールスにはならなかった。
1968年3月にはファースト・アルバムが発売、エディのブルース・ギターがシングルの不発の鬱憤を晴らすかのように縦横無尽に鳴り響く。
1968年4月に発売されたシングル「長い髪の少女」が有線放送で火がついて、大ヒットを記録して一躍人気グループの仲間入りを果たす。9月には村井邦彦作品、シングル「愛する君に」を発売。B面の「クールな恋」は、後に人気漫画「巨人の星」のTV放映版にてオーロラ3人娘によって歌われて話題となる。ほぼ同時に発売された、2ndアルバムではスタジオ・ライブ形式で海外ヒットのカヴァー曲や、R&Bのヒットも収録され楽しい作品となっている。2003年に横浜・club Matrixにて『THE GPLDEN CUPS MAXIMUM R&B LIVE 2003』を行い、平尾、藩、加部、マモル、吉野のオリジナルメンバー5人による本格的な再結成を果たし、2004年、その軌跡を追った音楽ドキュメンタリー映画「ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム」が公開。映画の公開に先駆け、渋谷公会堂での35年振りのライブ『THE GPLDEN CUPS MAXIMUM R&B LIVE 2004』を行う。2007年には、還暦LIVEを横浜BLITSで行い、ゴールデン・カップス結成40周年記念ライブをShibuya DUOにて開催。その後も、横浜を中心にLIVEを行うなど精力的に活動を続け、今なお多くのミュージシャンからリスペクトされている。
作曲は鈴木邦彦、作詞は橋本淳。
当時の男女のかかわり方・ナンパの仕方とか、そういう極意を秘めたようなセクシーで情熱的な感じの曲。
昔の曲は新しくアレンジすると恥ずかしくなったりして出来ないんですけど、この曲に限っては・・・
(A調の「銀色のグラス」)
たった一夜だけの 愛に夜明けはないさ
銀色のグラスに映る あなたのすべて
沈む夕日のような 恋が僕の命さ
こぼれたワインは 涙のしずくさ
交わす言葉もなく 強く抱き合う恋・・・
「長い髪の少女」は3番目のシングル。(それまで)どうやっても売れなかったわけですよね。それで当時のディレクターに言われました。「この曲で売れなかったらお前達は首だよ」と。
僕達は「これが売れなければ廃業するんだ」なんて覚悟はできてたんですけど、やっと芽が出て・・・食事もノリ弁からステーキに格が上がってきました。
GS=大手プロダクションにこき使われた憐れな少年!?
「綺麗にしてらっしゃい、星の王子様みたいになってください」って言われ、「どういうふうになればいいの?」って訊いたら、「お手洗いにも行かないようなイメージ」・・・(絶対ムリだ!)。
GSって言葉は嫌いなんです。
「何やってたんですか?」って訊かれて「GS」って答えると、「どこのガソリンスタンドですか?」(笑)
演奏をお楽しみください♪
レベル的にみても凄い人はいますよ。今の人って凄いよね。僕が2年かかって覚えた事がたった1ヶ月でできちゃう。資料も沢山あると思うんだけど。
ただ、お金儲けだけに走って音楽やると未来がないから。ただ有名になることだけじゃなくて、音楽をもう少しつき詰めて勉強してもらいたいなぁと思いますね。